【新唐人2013年4月3日付ニュース】中国江蘇省衛生当局によると、江蘇省で新たに4人のH7N9型の鳥インフルエンザ感染者が確認されました。
江蘇省衛生庁が2日、江蘇省で4人の感染者を確認したと発表。しかし、感染者4人はそれぞれ異なる地区に居住しているにもかかわらず、発病時期、感染が確認された日にち、病状が悪化した日にち、さらには転院した日にちまで見事に一致しています。
同日、ミニブログ上には“南京市江寧区政府が南京市政府に充てた文書”の写しが暴露されました。この文書には南京市の感染者・徐さんの入院から感染確認までの全過程が詳細に記されています。“もし、ミニブログのこの暴露情報がなかったら、政府はまた隠ぺいを続けるつもりだったのではないか?”と民衆は疑問を投げかけます。
江蘇省南京市民
「地方政府も庶民の生死など関心がありません。暗黒すぎます。上が厳しく調べてはじめて彼らは動きます。上が調べないと彼らは何もしません」
すでに複数の感染例が確認されたにも関わらず、当局による予防措置は今のところ何もないそうです。
記者
「感染例が発見された後、政府は予防措置を知らせましたか」
南京市民
「いいえ。うちも江寧区で食肉処理をしていますが、この種の通知はありません」
記者
「自分で予防したりしていますか」
南京市民
「やっていません。どう予防するのかもわからないし、政府も教えていません」
情報によると、感染した4人はいずれも重体で、感染した初期段階から治療を受けていますが、病状の改善は見られませんでした。今回の新型鳥インフルエンザH7N9は中国当局が言うように早期治療で改善できるようなウイルスではなさそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
【中国語】江蘇又現4宗H7N9病例 民眾很擔心





















